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最低賃金 11年ぶり目安提示を断念
2020-07-23
厚生労働省の中央最低賃金審議会は22日、最低賃金の今年の改定について、「現行水準の維持が適当」という異例の答申をまとめました。引き上げ額の目安を示さないのは、リーマン・ショックがあった2009年度以来。過去4年は約3%の引き上げが続きましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で労使の隔たりが大きく、引き上げの目安を示すのは「困難」となりました。現在は東京都が時給1,013円で最も高く、青森・鹿児島など15県が790円で最も低くなっています。